土鈴で「しりとり」 その4
土鈴でのしりとり遊び、久しぶりの再開で4カ月目です。
前回昨年11月は「駒つなぎ」で終わっていたので、今月は「き」から始めます。
きゅうす 急須
小さな急須ですが一つづつロクロで作られています。
岡山県の兜山窯作
すぎだま 杉玉
杉玉は酒蔵で新酒ができたという印です。
桝井宗洋作
まがたま 勾玉
橿原神宮参拝記念
戦前の土鈴です。
まねきねこ 招き猫
広島県の根山正行さん作。
ごしきつらつらつつじ
五色つらつら椿
奈良三名椿のひとつ白毫寺「五色椿」の土鈴です。
またつらつら椿(列〃椿)は万葉集の「巨勢山の つらつら椿 つらつらに 見つつ思はな 巨勢の春野を(坂門人足 巻1 54)」の歌でも知られています。
きゃっつふぃー
キャッフィー
キャッフィーとは、滋賀県にて2008年10月に開催された、第21回全国スポーツ・レクリエーション祭『スポレク滋賀2008』のマスコットキャラクターです。
滋賀県の琵琶湖に生息するビワコオオナマズをモチーフとしてデザインされました。
中野和彦さん作
いちじく イチジク
湊焼 津塩吉右衛門さん作
くらでっち 蔵丁稚
海老天たまこの落語土鈴シリーズの第18作目です。2014年の作。
ちょうずまわし
手水廻し
海老天たまこの落語土鈴シリーズの第43作目です。2018年の作。
しゃもじ シャモジ
広島県宮島のしゃもじ土鈴です。
しょーき ショーキ
広島県尾道市のべっちゃ祭りに登場するショーキの面土鈴です。
べっちゃ祭りの面土鈴には他に「ソバ」と「ベタ」があります。
海老天たまこ 2017年作
きょうのちゃづけ 京の茶漬け
海老天たまこの落語土鈴シリーズの第35作目です。2017年の作。
げんぶ 玄武
玄武とは、中国の伝説上の生物で青龍・朱雀・白虎と共に四神の一つ、北方を司る神です。
姿は甲羅に蛇が巻き付いている亀です。
土鈴は青垣園製作の「きとら四神」の内の「玄武」です。「青龍」・「朱雀」・「白虎」も作られています。
ふきながし
吹流し
鯉のぼりの一番上に付けられている吹き流しの土鈴です。
吹き流しは一般的に「五色」(ごしき)で、これは、古代中国の「五行説」(ごぎょうせつ)に由来しているそうです。 万物は、木(青)・火(赤)・土(黄)・金(白)・水(黒)の五つの要素で形成されているとの考え方です。
ししがたにかぼちゃ 鹿ケ谷かぼちゃ
京都の伝統野菜の一つ鹿ケ谷かぼちゃの土鈴です。ひょうたん形が特徴です。
「鹿」は「しし」と読むのですが、元々は「しし」はイノシシだけでなく人が食用にする動物のことをいったようです。
庭に置かれる「ししおどし」も漢字で書くと「鹿威し」となります。
やすぎぶし 安来節
「どじょうすくい踊り」で知られる安来節の土鈴です。
安来市は島根県ですがこの土鈴を作ったのはお隣・山口県の長州土鈴「康重」・蔵本重成さんです。
じゃみらごっこ
ジャミラごっこ
海老天たまこの猫怪獣シリーズ土鈴の一つです。
2015年作品
ごるふよあけまえ
ゴルフ夜明け前
海老天たまこの落語土鈴シリーズの第49作目です。2020年の作。
海老天たまこは型までしか作れなかったので仕上げは富士山笑呼さんにお願いしました。
えんくうぶつ 円空仏
飛騨高山の郷土玩具店・円空洞で販売されていた円空仏土鈴です。
つのだいし 角大師
角大師とは元三(がんざん)大師良源(りょうげん)のことです。
元三大師ゆかりのお札「角大師」を玄関や家の戸口に貼ることで、 病気はもとよりあらゆる厄災から逃れられるとされています。
この土鈴は山本芳考作の不退寺授与鈴です。
しび 鴟尾
鴟尾(しび)とは、古代における瓦葺宮殿や仏殿の大棟両端に取り付けられた装飾です。 沓(くつ)を立てた形に似ていることから、沓形(くつがた)とも称されます。
この土鈴は斑鳩・法輪寺の飛鳥時代の鴟尾をモデルにしたものです。
ひめうお 姫魚
海老天たまこの妖怪土鈴シリーズの一つです。
新型コロナウイルスの退散を願て注目を集めたのはアマビエですが、この姫魚も江戸時代に肥前国平戸に出現した予言獣です。
二本の角をもつ女の顔に魚体が結びついた人魚のような妖怪で、アマビエ同様に姿を描いて見ると疫病を逃れられるという。
おにくび 鬼首
川村辰巳さん作の鬼の頭部です。
びわ 琵琶
山口県下関市の赤間神宮授与鈴です。赤間神宮は盲目の琵琶法師「耳なし芳一」の舞台です。
ヘッダーとフッターの画像の説明は昨年9月をご覧ください。
今月は「琵琶」で終わりました。次回は「わ」から始めましょう。
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