寅年の干支土鈴
2022年は寅年、そこで寅年の干支土鈴土鈴達をご紹介します。
愛知県西尾市、キララ鈴の松田克己さんの作品です。
左側の丸い方がキラキラ光ってキララ鈴の特徴がよく出ています。
キララとは雲母(うんも)のことで、西尾市内の八ツ面山では良質な雲母が奈良時代から産出していたそうです。
津屋崎人形の原田半蔵さんの作品です。「津屋崎人形」は、古博多人形の流れを汲む土人形で、「福岡県特産民芸品」に指定されています。
ここから備中張り子倶楽部の新作が続きます。
最初は井上エリさんの作品です。
4本脚で立っているトラはまるで張り子のようなデザインです。干支だけでなく五月人形にも飾れそうな力強いトラです。
立っているトラは達磨と猫を持っていますが、他にもウサギやクマ等いろいろ持たせたものがあります。
フジワラヨウコさんの作品です。
座りトラ、立ちトラ、招きトラの3種、各2色で6とおりの寅土鈴です。
左から順に吉備コマさん、林由美枝さん、富士山笑呼さんの作品です。
それぞれ個性的なデザインで面白いです。
これは新作ではありませんが海老天たまこの作品です。
左から順にトラの鯛焼き喰い、ドーナツ寅・唐子寅面被り、寅面被り男の子です。
寅面被り男の子の張り子面は海老天たまこの型ですが絵付けは富士山笑呼さんの新作です。
ヘッダーの土鈴は左が大阪道修町の少彦名神社、右が岐阜の多治見土鈴、フッターの土鈴は左が大分の日田土鈴、右が栃木の佐野土鈴・相沢市太郎(土比古)作の土鈴です。