宝船の土鈴
2022年のお正月、お目出度く宝船の土鈴をご紹介します。
宝船は米俵や宝貨,七福神を乗せた帆かけ船です。土鈴の場合は干支土鈴と兼ねて干支の動物を乗せることもあります。
また、絵に描かれたものは正月2日の夜,初夢をみるために枕の下に敷く縁起物として使われます。
七福神宝船宮島丸です。
広島の宮島土鈴の人気作品です。
越智工芸 作
戦前の「日本宝船の会」会長である笠原佳月氏の宝船土鈴です。
小さな宝船土鈴に和歌が添えられています。
戦前には宝船交換会の流行があり、笠原佳月氏はその中心的人物でした。
未年の干支土鈴です。
金銀財宝が細かなところまできちんと作りこまれています。
中野和彦作
申年の干支土鈴です。
帆の上には七福神が並んでいます。
2016年 海老天たまこ作
名古屋土人形・野田末吉さんの型を用いて作成した土鈴です。
2019年 海老天たまこ作
ヘッダーの土鈴は左側が巣鴨土鈴・木村昭宣作、右側が北浦人形・杉山ハヤト作の土鈴です。
フッターの画像は上記の寅宝船土鈴、名古屋土人形・野田末吉さんの型です。
また、背景は海老天たまこ作の「ニャンコの初夢・七福猫の宝船」です。