初夢の土鈴
一富士 二鷹 三茄子
2020年のお正月、お目出度く初夢の土鈴をご紹介します。
初夢というタイトルは2010年にもご紹介ていますが10年ぶりに再度のご紹介です。
初夢といえば昔から「一富士 二鷹 三茄子」が縁起が良いとされています。
そこで探したのがこのような土鈴です。
神戸土鈴友の会のの元会員・池野力夫さんの作品です。
ウサギさんの見ている初夢は宇宙規模の豪快な夢です。
星座をよく見ると富士座 鷹座 茄子座になっています。
池野さんは神戸土鈴友の会の創立25周年記念土鈴も作成されました。
中北訓子さん作の素焼き土鈴をベースに海老天たまこが彩色しました。
二人の作家のコラボ作品としてユニークなものです。
2009年12月作品
変り饅頭喰い人形の土鈴です。
ノーマルな饅頭喰い人形は男の子が二つに割った饅頭を持っていますが、これは鷹が二つに割った茄子を持っています。
鷹の尾中の部分には富士が描かれていますので、これで「一富士 二鷹 三茄子」です。
饅頭喰い人形についてはこちらもご参照下さい。
2009年12月 海老天たまこ作
富士の裾野で猫が温泉を楽しんでいるという土鈴です。空には鷹が舞っていて、温泉には茄子が浮いています。
同時期の作品には馬温泉、鬼温泉、美女温泉があり同様のコンセプトです。
2013年10月 海老天たまこ作
ヘッダーの土鈴は愛知県の名古屋東照宮の3個組初夢土鈴です。
フッターの土鈴は左が初夢ではないですが渡辺石芳作の果物・野菜セットの中の一つ、茄子土鈴、右が初夢を文字で書いた茄子形の幸運の鈴です。
また、背景は海老天たまこ作の「ニャンコの初夢・七福猫の宝船」です。