神戸土鈴友の会のお土産土鈴⑤
今月の「大和の土鈴」は2018年1月、2018年2月、 2018年5月、昨年2月に続いて神戸土鈴友の会のお土産土鈴を紹介します。
今月はその「お土産土鈴」の中で2019年に頒布された四個の土鈴をご紹介します。
梅林の中を元気に駆けているイノシシがデザインされています。
2019年1月頒布
これまでに頒布された神津神社(吉向窯)の干支鈴は
神津神社の吉向焼については神社のホームページに説明があります。
平成31年(2019年)4月1日に新元号「令和」が発表されました。
土鈴にも万葉集は色々取り上げられていますが、この新元号は 万葉集の「梅花(うめのはな)の歌」「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き、 蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」からの引用だそうです。
そこでこの土鈴では平成おじさんこと小渕恵三さんから新元号を発表した菅 義偉(すが よしひで)さんへのバトンタッチで改元を象徴的に表現しました。
両サイドには元号発表の額を背面には日の丸を描いています。
2019年4月頒布 海老天たまこ作
深大寺窯の令和改元記念土鈴です。
花咲く梅の枝が描かれています。
2019年7月頒布
こちらも深大寺窯の令和改元記念土鈴です。
新元号の出展である万葉集「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」が書かれています。
2019年7月頒布
7月のお土産土鈴は3個ありました。3個目も令和改元記念土鈴です。控えめに令和元年と彫られています。
Wikipediaによればフトマニとはホツマツタヱと同様の文字ヲシテで書かれた古文書である。
さらに『フトマニ』は占術と関係の深い歌集であり、その編集者はアマテルカミ(天照大神)である。
何のこっちゃ?
また、作者・太田青山氏によればフトマニとは宇苗の縮図で宇宙から来る素粒子による不思議なパワーにより人間の身体に起こった悪い箇所を 治してくれたり、良いことを起こしたりする不思議な力とのことです。この土鈴にはそんなご利益があるということでしょうか?
2019年7月頒布 2代目太田青山作
故馬場掬夫(むさしの深大寺窯二代目店主)さんの考案した土鈴で、おそらく2003~4年頃に考案されたようです。
2019年11月頒布
神戸土鈴友の会について関心を持たれた方、一緒に土鈴を楽しんでみたいと思われた方はこのホームページの掲示板にご連絡ください。