土鈴で「しりとり」 その5
土鈴でのしりとり遊び5カ月目です。
前回第4回の3月は「琵琶」で終わっていたので、今月は「わ」から始めます。
わいんぐらす
ワイングラス
土鈴ですがワイングラスとして利用することもできます。
すえき 須恵器
須恵器とは、古墳時代中頃(5世紀初頭)に朝鮮半島から伝わった青灰色をした硬い土器のことです。 それ以前に野焼きのようなやり方で作られていた縄文土器や弥生土器・土師器といった土器とは大きく異なります。
その須恵器の壺をイメージした土鈴です。
きとらすず キトラ鈴
キトラ古墳の四神土鈴。
奈良県桜井市 桜三輪窯
すみよしかご 住吉駕籠
海老天たまこの落語土鈴シリーズの第27作目です。2015年の作。
こうづのとみ
高津の富
海老天たまこの落語土鈴シリーズの第9作目です。2013年の作。
み 巳
干支鈴の巳です。
上のキトラ鈴と同じく桜三輪窯の作品
みつめおに
三つ目鬼
海老天たまこ 2014年作
真ん中の目玉は取り外しができます。
にんぎょ 人魚
海老天たまこ 2009年作
おへその小さな穴が鈴穴です。
ようかいしょうがっこう
妖怪小学校
海老天たまこの妖怪小学校シリーズ土鈴の内の一つ、猫又黒板です。2018年の作。
うしほめ 牛ほめ
海老天たまこの落語土鈴シリーズの第3作目です。
2012年の作。
めいじじんぐうよよぎのまい 明治神宮代々木の舞
明治神宮の代々木の舞土鈴です。
いぬ 犬
高知県の安芸土鈴、横綱土佐犬の絵馬鈴です。
ぬえ 鵺
鵺とは伝説上の怪獣で、頭は猿、手足は虎、体は狸、尾は蛇、声は虎鶫(とらつぐみ)に似ているとされる。
中北訓子さん作、神戸土鈴友の会のお土産土鈴でこの世にない土鈴「鵺(ぬえ)の土鈴」として作成されました。
えんのぎょうじゃ
役行者
「役行者」とは、7~8世紀に奈良を中心に活動していたと思われる、修験道の開祖とされている人物です。
大和の歴史土鈴を数多く手がけた桝井宗洋さん作。
やくしにょらい 薬師如来
東光寺の薬師如来土鈴です。
いっさ 一茶
俳人・小林一茶の土鈴です。
「雀の子そこのけそこのけお馬がとおる」の俳句が書かれています。
さかもとりょうま
坂本龍馬
高知の観光土産土鈴。竜馬座像です。
まつおばしょう
松尾芭蕉
旅姿の松尾芭蕉です。
伊賀上野土鈴・宮崎慶之介作 芭蕉翁鈴
松尾芭蕉関連では同じ作家の「俳聖殿鈴」もあります。
うじょうやっこ 烏城奴
烏城とは岡山城のこと、そこの奴さんです。
こおもて 小面
能面の「小面」の土鈴です。
「小」は可愛らしい、若くて美しいという意味で、もっとも若い女の面です。
てながあしなが
手長足長
海老天たまこの妖怪土鈴shリーズの一つです。 この妖怪の伝説にはパターンがいくつかあるようだが、この土鈴の場合、兄が足(脚)が異常に長く弟が手(腕)が異様に長い兄弟の巨人で 一人ではうまく魚が捕れないので、二人協力して捕る姿を表現しています。
2017年作
かっぷるぬーど カップルヌード
海老天たまこのカップルヌード土鈴シリーズの一つです。
干支土鈴も色々ありますが、この画像は奈良バージョンです。鹿と美女が混浴中です。
とざんぐつ 登山靴
登山靴の土鈴です。
ついんてーる ツインテイル
海老天たまこの猫怪獣土鈴シリーズの一つです。猫怪獣とウルトラ怪獣の一つツインテイルが戦っています。
土鈴としては複雑な形で型は6つ割りです。
ヘッダーとフッターの画像の説明は昨年9月をご覧ください。
今月は「ツインテイル」で終わりました。次回は「る」から始めましょう。