世の中、コロナ禍の真っ最中、感染者数も増加してゴールデンウィークもステイホーム。奈良でも平城宮跡の天平祭が中止になりました。

メーデーはどうなるんでしょう。密を避けると例年通りの集会は難しいのでしょうね。

そんな中ですが、一昨年5月に続き今月もメーデー(働く人)をテーマにした土鈴をご紹介します。

一昨年紹介しなかった大原女の土鈴とそれに関連した土鈴達です。


商業・大原女

商業

商業として挙げたのは京都の大原女の土鈴です。

大原女(おはらめ)とは、山城国大原(京都府京都市左京区大原)の女子が薪を頭に載せて京の都で売る行商のことです。

昭和に入ったころからゆるやかに減少し、1945年以降急速に減少したとされ、今は時代祭等でしか見られませんが土鈴にはまだ残っています。

似たような行商に白川女(しらかわめ)がありますがこちらは薪ではなく花を売っていたそうです。

丸山卯三郎コレクション

こちらも大原女です。

大原女をメインに大文字山や鴨川の風景を描いています。

戦前の土鈴で「鉦」の刻印があります。戦前の土鈴愛好家・黒嶋鉦さんの企画した土鈴と思われます。

大原三千院

三千院

大原と言えば三千院。

三千院の土鈴もいろいろあります。

スタンプ

こちらは大原のスタンプです。

 

昭和の時代のものです。

行商猫

行商猫

大原女の姿から連想した行商猫の土鈴です。

2012年6月 海老天たまこ作

ファミコン猫

ファミコン猫

今月は働く人の土鈴をご紹介しましたが、世ぼ中はまだコロナ禍。リモートワークでステイホームという場合も多いのでは。

リモートワークのつもりがついついゲームを始めたりして。ということでファミコン猫土鈴です。

2012年 海老天たまこ作

ヘッダーやフッターの土鈴は一昨年の説明をご参照下さい。

 

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