近代・現代の
人物土鈴
3月からは歴史上の人物の土鈴を時代順にシリーズで取り上げています。
今まで取り上げたのは古代の人物、飛鳥から平安時代、 鎌倉・室町時代、戦国時代(1)、(2)、 江戸時代、幕末でした。
続いて今月は歴史上の人物のさいごとして近代・現代の人物土鈴を御紹介します。現代はまだ歴史上の人物とは言えないかもしれませんが。
最初は第66代内閣総理大臣の三木武夫です。
在職期間は昭和49年12月9日~昭和51年12月24日。田中角栄の失脚後に「クリーン三木」として首相になりました。
土鈴は福岡・陶像文化社の後藤祐二作
続いて第67代内閣総理大臣の福田赳夫です。
在職期間は昭和51年12月24日~昭和53年12月7日。上記の三木武夫が「三木おろし」で退陣してから首相になりました。
土鈴は福岡・陶像文化社の後藤祐二作
2024年度に前回紙幣の発行(2004年)から20年ぶり新紙幣が発行されました。
新紙幣に描かれる人物は1万円札が日本の経済近代化の功労者である実業家の渋沢栄一、 5千円札は近代女子高等教育に尽力した津田塾大学創設者の津田梅子、千円札は日本細菌学の父とされる北里柴三郎です。
土鈴のデザインは札束の上に各々の人物が抜け出して座っているというイメージです。 人物を立体的に表現したことによって親しみが感じられます。
海老天たまこ作 新札発行が発表された2019年に作られました。
『男はつらいよ』の「ふうてんの寅さん」、車寅次郎の土鈴です。
演じているのは国民栄誉賞を受賞した渥美清です。
タモリ(森田 一義・もりた かずよし)の似顔絵土鈴です。
まだ現役なので、歴史上の人物とはいえないでしょうが。
土鈴は福岡・陶像文化社の後藤祐二作
ヘッダーとフッターには歴代総理大臣の似顔絵土鈴から安倍晋三、野田佳彦、小泉純一郎、宮澤喜一を選びました。