戦国時代の
人物土鈴 その1
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3月からは歴史上の人物の土鈴を時代順にシリーズで取り上げています。
今まで取り上げたのは古代の人物、飛鳥から平安時代 鎌倉・室町時代でした。
今月は戦国時代の人物土鈴を御紹介します。戦国時代は多いので2回に分けて紹介します。初回は三英傑と呼ばれる信長・秀吉・家康に関連した土鈴たちです。
最初は織田信長です。
戦国武将の代表選手といえばやっぱりこの人でしょう。でも意外と織田信長の土鈴は少ないようです。
安土城と組み合わせたものや南蛮兜もあります。
続いて豊臣秀吉の土鈴です。
左端は豊太閤秀吉公、公家風の衣装です。
中央は豊臣秀吉、軍配を持って武将風の衣装です。以上の2点は人形陶房美くり鈴「瞠」の戦国武将シリーズです。
右端の頭部だけは津屋崎人形の作品です。
淀君と背中合わせの両面土鈴になっています。淀君の土鈴は他に観たことがないので珍しいかも。
大河ドラマ 2026年「豊臣兄弟!」の主人公、「天下一の補佐役」と称された秀長です。大和大納言として馴染みのある大和郡山の小川二楽さん(三代目)の作品です。
秀長の幼名は「小竹」、この土鈴が売られていたのは「おみやげ処 こちくや」さんでした。
「小竹」くんの土鈴もあったように思うのですが画像が見当たりません。また入手出来たら紹介したいと思います。大河ドラマが始まると土鈴も作られるでしょうか。
戦国土鈴シリーズとして作られたお城の一つです。
大阪城といえば太閤秀吉が築いた天下の名城。姫路城、熊本城と共に日本三名城の一つに数えられています。
現在の天守は1931年(昭和6年)に復興されたものですが、この土鈴は秀吉時代の大阪城(大坂城)をイメージして作られました。
また、背面には豊臣秀吉の肖像と千成瓢箪が、底面にも千成瓢箪が描かれています。
戦国土鈴シリーズは安土城、姫路城、大阪城、犬山城、岡山城、郡上八幡城、・・・色々なお城がありますのでその違いが楽しめます。
海老天たまこ作
三英傑の最後は徳川家康の土鈴です。
左から順に人形陶房美くり鈴「瞠」の戦国武将シリーズ、二つ目は作者不明、結構古いものかも、 三つ目は三河大浜土人形・禰宜田徹作、隠居後の家康でしょうか、四つ目は桝井宗洋作の兜鈴です。
ヘッダーとフッターには豊臣秀吉に関連して出世千成瓢箪の土鈴を並べてみました。豊臣秀吉の立身出世のシンボルです。いずれも相沢伊寛作です。