復活 山本芳考さんの土鈴 (10)
先月に続いて山本芳香さんの土鈴(山本芳考さんの型から復元された土鈴)の紹介の10回目です。
これまでの9回は1回目、2回目、 3回目、4回目、 5回目、6回目、 7回目、8回目、 9回目をご覧ください。
石光寺(せっこうじ)の多宝塔土鈴は既に紹介しています。
前回のものの高さは約73㎜ですが、
こちらは高さ約120㎜と大きく、ずっしりとした土鈴です。
飛鳥寺のすぐ横にある蘇我入鹿首塚です。
乙巳の変(大化改新)の時、板蓋宮で切られた蘇我入鹿の首がここまで飛んできたと言われています。
また、切られた入鹿の首が鎌足を追いかけてくるので、その供養のために五輪塔が建てられたそうです。
高さ約115㎜です。
芳考さんの復元土鈴を10回に渡って紹介してまいりましたが、今まで復元されたものは今回で全てです。
芳考さんの作品は他にもありますので、今後、新たに復元されることがありましたらまたご紹介します。
全作品をリストにまとめましたのでご参照下さい。