土鈴で「しりとり」 その7
土鈴でのしりとり遊び7カ月目です。
前回第6回の6月は「ふで」で終わっていたので、今月は「て」から始めます。
てんぐ 天狗
ガラガラで有名な英彦山の天狗土鈴です。。
くつしたにゃんこ
くつ下ニャンコ
クリスマスシーズンに合わせて作られた「くつ下ニャンコ」土鈴です。
2013年 海老天たまこ作
こんにゃくもんどう こんにゃく問答
海老天たまこの落語土鈴シリーズの第44作目です。2018年の作。
うしまどのうしおに 牛窓の牛鬼
牛窓天神山古墳と仲哀天皇・神功皇后の伝説を素材にし日た土鈴です。
詳しくはこちらをご覧ください。
2014年 海老天たまこ作
にわとり ニワトリ
奈良市の率川神社授与の干支土鈴・酉です。
青垣園製
りしりとう
利尻島
利尻島の観光土産・
身代わり土鈴です。
書かれているのは「島を愛する」という歌で
♪山高くして夢があり
山高くして 唄がある
ここ、さい果ての利尻よ礼文
(このあと続くのは・・・)君をたずねて 姫沼悲し われら、島を愛して旅を行く♪
うおつりねこ 魚釣り猫
猫の遊びシリーズの一つです。
2012年 海老天たまこ作
こうさんじ 耕三寺
耕三寺(広島県尾道市瀬戸田町)の観光土産・身代わり土鈴です。
じょろうぐも
女郎蜘蛛
女郎ぐもは美しい女の姿に化けることができるとされている妖怪です。
この土鈴は伊豆・浄蓮の滝の主だそうです。
もも 桃
岡山・後楽園の桃土鈴です。
もんじゅぼさつ 文殊菩薩
獅子に乗った文殊菩薩の土鈴です。
2014年 海老天たまこ作
つちしょうが 土生姜
すごく写実的な土生姜の土鈴です。
中北訓子さん作
かわごえにんそく
川越人足
大井川は江戸時代、幕府により架橋、通船を禁じられていた東海道最大の難所で川越人足たちの手を借りなければ渡ることができなかった。
川の西側が金谷宿、東側が島田宿で当時は大変賑わったようです。
この土鈴の半被の襟に「大井用達台越保存会」と書かれています。金谷宿の人足さんをモデルにしたようです。
池ヶ谷榮一さん作
くろふね
黒船
静岡券・伊豆下田の黒船土鈴です。
普論堂作
ペリーが初めて来航したのは浦賀でしたが、翌年(嘉永7年・1854年)に締結された日米和親条約で開港されたのが下田でした。
その後、ペリー艦隊9隻のうちの7隻が順に下田に来航しました。
当時の日本を騒がせたペリー艦隊ですが、全てが蒸気船だったかと思うと、そうではなく7隻の内、蒸気船は2隻のみでした。 また、最初に浦賀に入港した時の4隻も蒸気船は2隻でした。しかし、帆船も含めて黒船と呼んだようです。
ねこのただのぶ 猫の忠信
海老天たまこの落語土鈴シリーズの第13作目です。2013年の作。
ふみえ 踏み絵
長崎・平戸の踏絵土鈴です。
平戸には他にもマリア観音土鈴のような切支丹弾圧の哀史を映すものがありました。
えい エイ
大阪市浪速区にある廣田神社授与鈴です。西宮の廣田神社の方が知名度が上ですが、大阪市の方です。
ここ廣田神社の神の使いは「赤エイ」。地元では「アカエ」と呼ばれているようです。痔疾をはじめ難病悪疫の守り神として広く信仰されています。
いしぶたい 石舞台
飛鳥の古墳、石舞台の土鈴です。
2015年 海老天たまこ作
いのししまい イノシシまい
亥年の干支土鈴です。
イノシシが獅子舞を演じています。語呂が良いです。
2018年 海老天たまこ作
いなばのしろうさぎ 因幡の白兎
古事記土鈴6作品の中の「因幡の白兎」の土鈴です。
古事記土鈴は全て小さな張り子を組み合わせていますが、この土鈴では白兎の部分が張り子になっています。
海老天たまこ 2012年作
きみがよ
君が代
第2回箱入り娘の会「私の好きなうた」の一つとして作られた土鈴です。
君が代の歌詞にあるさざれ石(細石)が岩になったところを表現しています。
中北訓子さん作
よいどれさんた
酔いどれサンタ
神戸土鈴友の会のお土産土鈴として作成された土鈴です。
上の君が代土鈴と同じく中北訓子さん作
たてつきいせき 楯築遺跡
楯築遺跡は岡山県倉敷市にある墳丘墓で、弥生時代後期(2世紀後半~3世紀前半)に造営されたものです。
2014年 海老天たまこ作
きんたいきょう 錦帯橋
山口県岩国市の錦帯橋土鈴です。
上の利尻島や耕三寺の土鈴と同じ形態の身代わり土鈴です。
ヘッダーとフッターの画像の説明は昨年9月をご覧ください。
今月は「錦帯橋」で終わりました。次回は「う」から始めましょう。
尚、「土鈴でしりとり」はFacebookでも昨年5月より毎日1個づつ続けています。
また、神戸土鈴友の会のホームページの掲示板でもやっています。こちらは誰でも参加可能です。