新年といえば新作干支鈴をゲットできるチャンスがたくさんあります。今年も色々入手できました。
しかし、今年行った初詣では大神神社ではウサギの、聖林寺では犬の土鈴を授与されました。
今年は辰年なのに・・・。そこで今月は干支のようで干支でない土鈴を集めてみました。
狛鼠土鈴 京都・大豊神社 桝井宗洋さん作 |
牛にひかれて・・・ 長野・善光寺 |
阿吽の虎 京都・鞍馬山 |
「牛に引かれて善光寺まいり」は、思いがけないことが縁でまた、自身の発意でなくて、他のことに誘われて偶然に善い方向に導かれたことをいいます。
「春風や 牛にひかれて 善光寺」 小林一茶
牛といえば天満宮にも神牛土鈴が色々ありますね。
鞍馬山のものは「阿吽の虎(あうんのとら)」です。ここでは狛犬ではなく、虎です。 虎は御本尊である毘沙門天のお使いであるといわれる神獣で、毘沙門天ご出現が、虎の月・虎の日・虎の刻であったことから、鞍馬山では特に大切にされています。
信貴山の虎も同様です。
なで兎土鈴 奈良・大神神社 |
水龍土鈴 京都・長建寺 高橋毅ヲさん 作 |
弁財天の小判型鈴 ヘビはお金が貯まるシンボル |
奈良・大神神社(三輪明神)は平成23年の1月1日より新たに「なでうさぎ土鈴」の授与を始めました。モデルになった「なでうさぎ」は普段は参集殿玄関、 そしてお正月には祈祷殿前にいて参拝者に撫でられる人気者です。
また、ウサギといえば石上神宮のものも有名です。
京都の土鈴作家、小山秀岳(久雄)さんは昨年(2011年)12月7日ご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
小山さんといえば文字とリボンが印象的な干支土鈴が印象的です。
今後は次女の方が引き継がれるそうです。期待したいと思います。
安産祈願といえば法華寺の由緒ある「御守犬」も有名です。