2018年に新しく
仲間入りした土鈴
2018年の最終月に当り、今年1年に新しく仲間入りした土鈴達をご紹介します。
今年は古い土鈴も色々入手できましたが、ここでは新作の土鈴を選んでみました。
順にここ掘れワンワン、東京農業大学大根踊り、あっぱれ猫の土鈴です。
備中張り子倶楽部の楽修さん作
ここ掘れワンワン土鈴は今年の干支鈴でもありました。 今年入手した他の干支鈴はここにも紹介しています。
また、備中張り子倶楽部の土鈴は「たまチャンの部屋」でも紹介しています。
倉敷鶏尾窯さんは瀬戸内の温暖な気侯の下、船穂町特産のマスカット・オブ・アレキサンドリアやスイトピーのビニルハウスの広がる丘に穴窯を築き、 地元の山土を主体にした土で「焼き締め」の花器、茶器、食器などを焼かれています。他にも、マスカットの古木の灰、スイトピー摘花後の茎・葉の灰、 ゴザ織り残材のイ草の灰を軸薬にした「灰軸陶器」も手がけられています。
「made in Kurashiki in くらしき」は年1回岡山県倉敷市で開催されていますが、昨年「土鈴を作ってもらえませんか。」とお願いしていたのが今年出来上がってきました。
掌の上でコロンコロンと揺らしてみる、そうするのに適当な大きさと重さです。勿論、小さな花を活けても良い感じです。
倉敷鶏尾窯 濵田伸一さん作
「made in Kurashiki in くらしき」で出会って作って頂いた新作土鈴はこれが2作目です。 1作目は昨年の兜山窯・岡本達弥さん作 ミニチュア急須土鈴です。
ゴールデンウィークには信楽高原鐡道の信楽駅付近で陶器市が開催されます。多くの食器や狸の置物はパスして、 土鈴を探すと万兵さんの土鈴や流し込みの狸の土鈴はありましたが、目に留まったものはこの二つでした。
ずっしりと重く、いかにも手作りといった感じです。
信楽くるみ作業所作
佐土原人形の始まりはおよそ400年前(慶長の頃)と言われ藩主・島津家が高麗人の陶工を迎え入れ日向の国佐土原の城下町で育てたものと言われています。
明治初期から大正時代には人形作りが盛んで14軒あった窯元も戦後は殆どが絶え、現在は佐土原町内に2軒(ますやさんと陶月さん)の製作所で残された型を基に復興されています。
一回り前の戌年(平成18年)には犬の人形が80円の年賀切手に採用され話題となりました。
佐土原人形製作所 ますや製
8月、9月、10月と 第1回箱入り娘の会の土鈴をご紹介しました。
第1回が出来上がってから2年経ち、今年は第2回箱入り娘の会の土鈴が完成しました。
今回のテーマは「私の好きな歌」、各々思い入れのある土鈴が12個揃いました。このページのヘッダーやフッターに挙げたものはその一部です。
詳しくは、また別の機会にご紹介しようと思います。また、この会は第3回以降も続く予定です。参加のご希望があればお知らせください。