2017年に新しく
仲間入りした土鈴
2017年の最終月に当り、今年1年に新しく仲間入りした土鈴達をご紹介します。
今年は古い土鈴も色々入手できましたが、ここでは新作の土鈴を選んでみました。
年末ですので既に来年の干支の土鈴も出てきていますが、今年の干支・酉の土鈴です。
お腹が丸くなっていて音が良いです。
タンタナクイ 井上暁さん作
今年入手した他の干支鈴はここにも紹介しています。
民芸品調の親子猫土鈴です。
備中張り子倶楽部の名和さん作
備中張り子倶楽部の土鈴は「たまチャンの部屋」でも紹介しています。
にゃらまち猫祭で見つけた猫土鈴です。小さな土鈴で、大きさは鉢巻き部分で直径約28㎜です。
大塚兼忠さん作、大塚さんは陶芸とデザインの仕事の両者をライフワークとして活躍されています。
にゃらまち猫祭りは毎年6月に奈良の旧市街地・ならまち界隈の店舗で開催される猫好きによる、猫好きには堪らないイベントで、今年は13回目になりました。
飾り瓦作家の川村辰巳さんが作られた鬼首土鈴です。
高さ約76㎜、重さ約198gと重量感があります。
川村さんとは2015年5月に大和郡山市で開かれた「ちんゆいそだてくさ」で出会いましたが、今回の鬼首土鈴はFacebookで紹介されていたのを送っていただきました。
今年の「ちんゆいそだてくさ」で出会った土鈴です。
色々比べて、音の良い黄色を選びましたが、他にも水色や赤いのもありました。言葉も「福」、「don't worry」など色々あって楽しい土鈴です。
陶芸工房アトリエジュカ 村井大介さん作
以前にミニチュア急須土鈴を紹介していますが、 その時には蓋も取れるし、鈴玉も入っていないミニチュア急須に鈴玉を入れて、蓋をくっつけて無理やり土鈴にしたものでした。
小さいけれどもロクロを回して丁寧に作られ、注ぎ口も開いていました。
土鈴にしてもらえませんかとお願いしてから約2年半、やっと出来上がってきたのが今回の作品です。 大きさを別にすれば全く急須そのものという雰囲気が良いです。
倉敷酒津焼(さかずやき)兜山窯・岡本達弥さん作
土鈴の愛好家と作家が集まって組土鈴を作成しました。一つの作品は1合枡の中に入っています。共通のテーマは「日本のお話」です。
枡の活かし方も、それぞれの作家さんの工夫があって楽しい作品に仕上がってきました。
今回は第1回でしたが、第2回以降も続く予定です。参加のご希望があればお知らせください。