ちんゆいそだてぐさ
「ちんゆいそだてぐさ」は2013年に始まり、大和郡山市の郡山城跡で毎年5月に行なわれる全国の若手作家による工芸品を展示、即売会です。
大和郡山市特産の金魚の中国語発音「チンユイ」や、飼育を説明した国内初の文献とされる「金魚養玩草(そだてぐさ)」にちなみ、 大和郡山から新たな作家を育成・発信しようと企画されています。
我が家からは徒歩1時間強、毎年土鈴との出会いを求めて行くのですが、残念ながら空振りの年も多いです。その中で入手できた土鈴をまとめてみました。
今年(2024年)は5月18日(土)・19日(日)に実施されます。良い出会いがあれば良いですね。
2015年入手
川村辰巳さんの作品、当時は飾り瓦作家、いかにも瓦らしい、独特の仕上がりですね。
その後、四日市市で工房を開かれ、作家名・辰巳又助として活動されています。
参考:陶房生活 手跡屋
2017年入手
上と同じく川村辰巳さんの作品。
ただし、「ちんゆいそだてぐさ」ではなく、Facebookで紹介されていたのを送っていただきました。
2017年入手
陶芸工房アトリエジュカ 村井大介さん作
色々比べて、音の良い黄色を選びましたが、他にも水色や赤いのもありました。
言葉も「福」、「don't worry」など色々あって楽しい土鈴です。
「ちんゆいそだてぐさ」の会場を背景に土鈴を並べてみました。
2022年入手
岐阜県 瑞浪市在住の牧野 真由子さん作。
きもかわいい土鈴です。
2023年入手
岐阜県多治見市 紅月堂(こうげつどう)飯村わかなさん作
「捕らまったモノノケ・関守主」
入ってきてほしくないものは通してあげないよ。
中の鈴玉が大きくてゴロンゴロン、大きな音がします。
関守主と同じく飯村わかなさんの作品
飯村さんの自己紹介、「物怪陶芸製造小売」。「物怪」は普通「もっけ」と読むのでしょうが、この場合は「もののけ」でしょうね。
色々な表情を見せるモノノケ土鈴たちです。
作者の一言
「1つずつ丹精込めて作っています。
日常にクスりと微笑む瞬間を得る一助になれば幸いです」
飯村わかなさんのブースで作品物色中の写真です。
読売新聞 栢野ななせ記者撮影
2023年5月20日
ヘッダーは川村辰巳さんの達磨とフクロウ、これらも2015年にゲットしました。フッターは関守主土鈴についていた栞に書かれたイラストです。