昨年八月にも紹介しましたが、大峯奥駆道、熊野参詣道・小辺路を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が国内では今世紀になって初めて、通算12件目(世界では現時点で788件)の世界遺産に登録されました。
この熊野の途中で特に有名になったのは箸折峠(はしおりとうげ)にある牛馬童子です。牛馬童子のある丘は花山(かざん)法皇が御経を埋めた所と伝えられ、また食事の際にカヤの軸を折って箸にしたので箸折峠、カヤの軸の赤い部分に露がつたうのを見て、「これは血か露か」と尋ねられたので近露という地名になったと言われています。
熊野古道の看板 牛馬童子は古道の目玉です |
スタンプ 牛馬童子 |
左が牛馬童子 右が役の行者 意外と小さな石像、実は明治24年作と比較的新しいものです。 |
古道 牛馬童子〜近露王子付近 |
→ 熊野古道の箸折峠(中辺路)にある牛馬童子像の土鈴です。 牛馬童子像は花山法皇をモデルにしたと云われていて熊野古道のシンボル的存在の愛らしい石像です。 世界遺産登録の記念として今回土鈴にされました。 |
牛馬童子 土鈴 桝井 宗洋さん作 |
役行者 桝井 宗洋さん作 |
← 同じく箸折峠にある役行者神変大菩薩石造がモデル。 → 役行者の高下駄土鈴 |
役行者の下駄 桝井 宗洋さん作 |
下駄の裏側 |