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今月の土鈴 2003年 2月

飛鳥坐神社 おんだ祭
二月は飛鳥坐(います)神社のおんだ祭(御田植祭)を取り上げてみます。おんだ祭は豊作を祈って各地で行われますがここ飛鳥坐神社の祭は古く、奇祭としても有名です。舞台の上でお田植え神事と夫婦和合の神事が執り行われます。
神事は、境内を水田に見立てて農作業を模擬的に演じ、その年の豊作を祈ります。いつ、どの時代から始められたかははっきりしないそうですが、毎年欠かさず続けられている伝統のお祭りです。最近は参拝者の都合を考えてか村にも勤め人が増えたのか二月の第一日曜日に行われます。





おんだ祭りの土鈴を紹介する前に、先ず明日香村に関連する土鈴を紹介しましょう。
飛鳥には神像でもない石仏でもない不思議な石像物がいくつか知られています。猿石、亀石、二面石、最近見つかった亀型石、・・・・・。誰が何の目的で作ったものか、定かではないところが飛鳥の魅力のひとつともなっています。
それらの内の猿石、亀石は次のような土鈴になっています。
猿石

猿石土鈴
猿石

猿石
実物はこんなのです。



猿石は飛鳥にある吉備姫王墓(きびつひめおおきみはか)にあります。


亀石

亀石土鈴
亀石

亀石土鈴
亀石

亀石・本物はこんなのです。


次は飛鳥寺の飛鳥大仏土鈴。飛鳥寺は6世紀末に蘇我馬子が蘇我氏の氏寺として建立した寺院で日本最古の寺とされています。 法興寺とも呼ばれ,のちに平城京に移って元興寺となります。
飛鳥大仏は、推古天皇17年(609)に有名な止利(とり)仏師こと鞍作(くらつくり)止利によって完成した銅釈迦丈六像です。残念なことに仏頭と指などの一部を除き当初部分は残っていないとのことです。
御朱印

飛鳥寺 御朱印
飛鳥大仏

飛鳥寺 飛鳥大仏
飛鳥大仏

飛鳥大仏
裏面



いよいよ、おんだ祭りです。おんだ祭の様子は奈良県 明日香村「おんだ祭」 の報告のページが詳しいようです。写真も豊富でわかりやすく書かれています。
「明日香村ファン倶楽部」以前はこのページが良かったのですがリンク切れです。


おんだ祭

飛鳥坐神社 おんだ祭
ブリーフ

いよいよ、おんだ祭の日に授与される「ちんちん鈴」です。
ブリーフに隠してあるのでクリックしてみて下さい。
「ちんちん鈴」には素焼きのものと上薬がかかったものの2種類がありそれぞれ「ちんちん鈴」、「珍々鈴」と名付けられています。


 


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このページは2004年 6月 1日に更新されました。
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