今月の土鈴 2001年 8月

今月の土鈴メインタイトル
8月は夏休み、夏の沖縄をイメージしました。

シーサーの雄・雌
一般的に、口の開いたシーサーが向かって右側、口の閉じたシーサーが向かって左側に据え付けられます。口の開いたシーサーが雌で、福を招き入れ、口を閉じたシーサーが雄で、あらゆる災難を家に入れないとされていますが、逆に口を開いているのが威厳が高く強そうだと言うことで、口を開いているシーサーが雄だという見方もあります。
口の開閉は、狛犬や仁王と同じく「阿吽」の形態ともいえるでしょう。
そのシーサーを形どった土鈴です。


シーサー
シーサーの土鈴        
国際通り 壷屋
国際通り
メインストリートでも歓迎
民家の屋根に
壷屋付近

二面鈴二面鈴
阿吽が両面にデザインされています。
おかめとひょっとこのように鈴の両面に顔を描いたものを二面鈴と私は名付けています。

シーサー
お土産に買ったシーサー

奈良の街中でも見つけました。
       
奈良の街中 奈良の街中
奈良の街中で見つけたシーサ1
奈良の街中で見つけたシーサ2


狛犬
狛犬の土鈴
岡山県 吉備津彦神社
シーサーに関連して狛犬の土鈴が無いかと思っていたら見つけました。

狛犬狛犬
備前の国一の宮の吉備津彦神社。こちらが本物、吽と阿の狛犬
ところで狛犬と獅子の違いはご存知ですか?
頭上に一角を持つのが狛犬、持たないのが獅子ということです。獅子を2頭1対として仏前などに配し守護獣とする考えはインドまで遡ります。中国を経て仏教伝来とともに日本に伝えられて、その獅子一対から獅子と狛犬のペアに変化したのは平安時代の初めということです。
本来、狛犬は木造で社殿内に安置されていました。それも平安前期は伝来した雰囲気が残って唐風、平安後期は和風化し穏やかな雰囲気に変わり、鎌倉時代になると仏像の変化の影響か力強さと現実感が出てきたようです。




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このページは2002年 7月17日に更新されました。
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