平城宮の土鈴
今月は平城宮の土鈴をご紹介します。
朱雀門土鈴(桝井宗洋さん作)と女官土鈴(社会福祉法人青垣園製)です。
朱雀門土鈴は巾約23cm、高さ約20cm、かなり手の込んだ力作です。
貴族土鈴と平民土鈴です。共に桝井宗洋さん作。
平城宮跡の復元大極殿の実写を背景に並べてみました。
遣隋使船土鈴(桝井宗洋さん作)です。遣隋使は推古天皇の時代に派遣されたもので西暦618年(推古26年)に隋が滅ぶまで続きました。 藤原京から平城京への遷都は、710年(和銅3年)、既に遣唐使が派遣されている時代なので遣唐使船土鈴としても良いと思います。
背景画像は毎年9月に行われる兵庫県・西宮神社の海上渡御の様子です。遣唐使船も難波津から瀬戸内に出てこの西宮の浜を通ったのでしょうか。
平城宮跡出土の猫足硯を模した土鈴です。こちらのページに画像を載せています。