菅原天満宮は「天神さま」菅原道真のルーツの地・菅原の里の中心。ここは西大寺から南に、「歴史の道」を唐招提寺・薬師寺方面へ約十五分ほど歩くところにある。有名な京都の北野天満宮などと比べるとずっと小ぶりな村の社だが、「道真公の母が平安京から菅原氏の本拠のこの地に戻って道真公を生んだ」と伝えられ、神社の東には「産湯に使った」という小さな池まである。 2月後半には隣の「試みの大仏殿」喜光寺と連携して「菅原の里−盆梅展」が開かれる。