今月の土鈴 2012年 6月

古事記撰上1300年記念
   今年(2012年)は、和銅5年(712)に『古事記』が撰上されてから、ちょうど1300年目の年に当たります。
 『古事記』は、日本の建国の由来と、7世紀前半の推古天皇(554〜628)までの歴代天皇のことを記した書物で、まとまった分量をもつものとしては日本最古の文献です。
 また古事記は、天皇の命を受けた太安萬侶(?〜723)が、稗田阿礼(生没年不詳)の暗誦する文を筆録したとされてます。
 稗田阿礼を祭る大和郡山市の「賣太神社(売太神社)」はこの年を記念して賑わいを見せています。
 ところで「撰上」という言葉はあまり普段使わない言葉ですが、広辞苑によれば「撰」は詩歌・文章の編集 (歴史書や歌集を編集するなど)、 「上」はさしあげること、たてまつること( 用例:上呈、上書、献上、進上)という意味を持つようです。

 
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古事記土鈴

撰上1300年記念
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説明パネル
お多福は稗田 阿礼の祖
天宇受売命(あめのうずめのみこと)です。
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古事記土鈴

こちらは古いタイプ
幟



賣太神社


 

 
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お多福土鈴

撰上1300年記念
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お多福土鈴・背面

後頭部に古事記が
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お多福土鈴

こちらは古いタイプ
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お多福土鈴・横面

両面顔です。


 

 
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[賣田神社] 阿礼祭

2012年4月30日
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勾玉土鈴

賣太神社
太安萬侶墓誌

太安萬侶墓誌
橿原考古学研究所
付属博物館にて展示中


クリックの指古事記の新作土鈴も紹介しています。


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このページは2012年05月08日に更新されました。
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