2月には鬼の土鈴を紹介しましたが、今月は鬼つながりで「鬼瓦」の土鈴です。
鬼瓦とは、和風建物の棟の端などに設置される瓦の総称。古くから建物の棟端を神聖な霊所として守護してもらう事を目的に据え、 必ずしも鬼の面を形どったものだけでなく厄災よけのデザインや家紋を入れるものなども鬼瓦と呼ばれます。
ここでは鬼の面を形どった鬼瓦鈴を紹介します。
先ずは奈良県から。
平城京の鬼瓦 |
東大寺の鬼瓦 |
法隆寺東院の鬼瓦 |
奈良のお隣、浄瑠璃寺の鬼瓦 山本芳考作 |
続いて中国地方です。
津山土鈴 招福鬼瓦 妹尾貞山作 岡山県 津山市 |
津山土鈴 烏城鬼瓦鈴 妹尾貞山作 岡山県 津山市 |
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萩城窯の鬼瓦土鈴 山口県 萩市 |
その他の鬼瓦土鈴です。
筥崎八幡宮鬼瓦 井上博秀作 福岡県 福岡市 |
左と同じですね |
不明 |
3月の行事といえばやはり雛祭ですねぇ。
こちらには新作の雛人形の土鈴も紹介しています。