仏さまの土鈴シリーズです。
天女を土鈴にしてみました。
天女 on 舎利容器
奈良市西ノ京町の薬師寺では天平2年(730)に建立されたと伝えられる東塔(国宝)の解体修理が進められています。 その東塔の心柱の先端に埋め込まれた木箱から江戸時代の舎利容器が見つかり、 中の舎利は玄奘三蔵がインドから伝えた可能性があるということでした。
また、水煙も60年ぶりに地上に下ろされ、飛天をまじかに見ることが出来ました。
この機会をとらえて、舎利容器と飛天を組み合わせた土鈴にしました。
2015年10月作品
天女 on 五重塔
薬師寺東塔の水煙は銅板四面で構成されており、それぞれの面には三体の天人と、 天人の身体にまとわり上方へ翻る天衣の意匠とが透かし彫りされています。
その一番下にいる一体(奏楽天人)を五重塔の上に乗せてみました。
天空から横笛のメロディが聞こえてきそうな気がしませんか。
2015年10月作品
天女 on 白鳳瓦
こちらは薬師寺東塔の水煙の天女一体を白鳳軒丸瓦の上に乗せてみました。
白鳳軒丸瓦のモデルは大安寺出土品です。
天上の雰囲気に包まれそうな。。。そんな土鈴です。
2015年10月作品
天女と猿
2016年の干支・申とからめた天女の土鈴もあります。
こちらをご覧ください。