亥年の干支土鈴
落語土鈴 こんにゃく問答
2019年(平成31年、そして新しい年号がスタートする年)の干支は己亥(つちのとい)です。そこでイノシシの土鈴です。
そこでイノシシを噺家さんにみたてて落語を一席演じてもらいます。第1弾の演題は「こんにゃく問答」。
にわか住職になったこんにゃく屋の主人が旅僧に禅問答をしかけられ、口もきけず耳も聞こえないふりをしていると、旅僧は無言の行と勝手に解釈し、 互いのしぐさを誤解したまま問答が進み、最後はこんにゃく屋の主人が勝ってしまうというストーリー。
こんにゃくが小さいとけなされたと思った主人が、こんなに大きいと両手を広げるポーズが決まっています。
2018年8月作品
落語土鈴 時うどん
第1弾の「こんにゃく問答」に続いて、第2段の演題は「時うどん」。
落語の中で扇子をお箸に見立てて物を食べるシーンは色々出てきます。茶漬け(京の茶漬け)、猪鍋(禁酒番屋)、 ぜんざい(ぜんざい公社)、お雑煮(正月丁稚)、サンマ(目黒の秋刀魚)、鯉の洗い(青菜)、・・・等々。 同じ箸でも演者は食べる物によって上手く演じ分けています。
中でも有名なのはうどんを食べるシーンです。イノシシのウリ坊師匠、 まるで手に持った丼からうどんを食べているかのような名演です。
2018年8月作品
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