The tomb of Emperor Sujin, the 10th Emeror of Japan.
奈良県天理市柳本町
第10代天皇、崇神(すじん)天皇の陵とされている。その陵は4世紀半ばに作られ、前期古墳を代表する前方後円墳で全長約240m、 「古事記」には山辺の道の勾(まがり)の岡の上にあると書かれてあるが、「勾の岡の上」というイメージの地形ではなく平地にある。 記紀に記されている初国(はつくに)知らしし御真木天皇(みまきすめらみこと)という言葉から、実在した最初の天皇だろうとされるのだが、ほんとの所はよくわからない。 崇神天皇が亡くなったのが戌寅(ボイン)の年で西暦258年にあたる。陵が作られたとされる4世紀半ばとは一世紀のずれがある。
従って行燈山古墳より少し前に造られた西殿塚古墳(前方後円墳・全長220m)を、その真陵とする考え方もある。
墳形 | 全長 | 後円部径 | 後円部高 | 前方部幅 | 前方部高 | くびれ部幅 | くびれ部高 | 年代 |
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前方後円墳 | 242 | 158 | 102 | 古墳時代前期 |
陵印、現在のもの |
陵印、これは昭和16年のもの |
昭和初期の写真 |
むくげの向こうに 10月の風景 |
冬の崇神天皇陵 二月。 |
皇子 倭彦命 (やまとひこのみこと) 身狭桃花鳥坂墓(枡山古墳) (むさのつきさかのはか) 昭和17年10月 奈良県橿原市鳥屋町 |