昭和46年国史跡指定
約1,600年前に大和政権が国内統一をしようとしている頃、「信濃の国」が「科野(しなの)のクニ」であった時、そこを治めていた豪族の墓として善光寺平を見渡す標高500mの大穴山に築かれた前方後円墳。 長野県下で最初で最大の前方後円墳と言われています。
昭和56年〜平成3年度にかけて、11ヶ年、5億円を費やして保存整備を行い、建築当時と同じ材料・工法で復原されました。 麓には森将軍塚古墳館があって見学バスで登ることもできます。
「森将軍古墳」とは森さんという将軍のお墓ではなく、「森地区にある有力な豪族(王)のお墓」という意味なのです。
墳形 | 全長 | 後円部径 | 後円部高 | 前方部幅 | 前方部高 | くびれ部幅 | くびれ部高 | 年代 |
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前方後円墳 | 100 | 45 | 30 | 4世紀 |
科野の里歴史公園 右の丘の上に古墳があります。 |
遠景 丘の上の木が生えていない所です |
墳丘 前方後円墳の形がよく判ります。 |
墳丘・後円部 見晴らしが良いです。 |
墳丘 前方部の上です。 |
埴輪を模った土鈴です。 公園内の長野県立歴史館で購入できます。 |