椿井大塚山古墳は墳丘長さ175m、京都府で4番目の大きさの前方後円墳。後円部4段、前方部2段の築造構造を持っています。
1953年(昭和28年)にこの古墳の後円部を南北に切断する旧国鉄奈良線の法面拡幅工事により埋葬施設が発見され、竪穴式石室内から卑弥呼の鏡とも言われる「三角縁神獣鏡」等38面以上の鏡を含む大量の副葬品が出土したことで有名です。
木津川を望む東岸の尾根上に立地しており、自然地形としての尾根を利用して古墳の形を造る「丘尾切断型」古墳の典型とされています。
墳形 | 全長 | 後円部径 | 後円部高 | 前方部幅 | 前方部高 | くびれ部幅 | くびれ部高 | 年代 |
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前方後円墳 | 175 | 110 | 20 | 76 | 10 | 39 | 古墳時代前期 3世紀後半 |