芳徳寺 一刀石

奈良県奈良市


芳徳寺(臨済宗)は正式には神護山芳徳寺と言い、柳生但馬守宗矩が亡父柳生石舟斎宗巌の菩提を弔うため、沢庵禅師を開山として開いた寺である。
本堂には柳生宗矩木像や沢庵禅師木像が安置されており、資料室には柳生家ゆかりの品が展示されている。
芳徳寺 墓地 道場
芳徳寺
柳生家の菩提寺。
墓地
柳生石舟斎をはじめ歴代の立派な墓石が並んでいます。
正木坂道場
剣と禅の一体化が柳生新影流の主眼であるから、この道場で剣道を志す者は必ず半時間は座禅をせねばならない。
緑の濃い杉林の中に巨岩が点在している。天石立神社は天照大神が天岩戸に隠れた時、天手力男命(あめのたぢからおのみこと)が力いっぱい引いた岩戸が宙に舞い、落下したとされる巨岩をご神体としてまつっている。実際に見てみると扉状にスパッと切られたような巨岩(花崗岩)に神を感じた古代の人の気持ちが判るような気がします。  


和 天乃石立神社 天乃石立神社
こんなの売られていました。
天乃石立神社
4つの謎の巨岩がご神体。
天乃石立神社
 


「一刀石」は、長さ約8m、幅約7m、高さ約2mの饅頭形の花崗岩で、巨石の中央に、頂点から地上まで亀裂が入っていて、真っ二つに割れているという不思議な巨石です。
 石舟斎(柳生宗厳・むねよし)が修行中、天狗と試合をし、一刀のもとに切り捨てたところに2つに割れた巨石 が残ったという逸話があります。
茶畑 一刀石 一刀石
茶畑
一刀石途中の茶畑です。幾何学的模様が美しい。
一刀石
石舟斎が天狗と思って斬ったという一刀石も大自然の不思議をまざまざと見る思いがします。
一刀石
 



index古道を歩く home柳生街道 back起点 next疱瘡地蔵


印刷する人はプリンタボタンをクリック!
猫 このページは2003年 4月20日に更新されました。
↑TOP↑