鴨都波神社から、駅の方に後戻りして、柳田川に沿ったハイキングコースを西へ約2km、道は細かく折れ曲がっているので判り易いコースではありません。鴨山口神社は境内の案内板に依れば
『葛城山麓の扇状地、櫛羅大湊に位置する本社は、古くから朝廷に皇居の用材を献上する山口祭を司った由緒深い神社であります。祭神は、大山祇神(おおやますみのかみ)、大日霊命(おおひるめのみこと)、御霊大神(ごりょうおおかみ)、天御中尊(あめのみなかぬしのみこと)をお祀りしています。
「延喜式神名帳」には山口社は十四社あるが、その内葛上郡の鴨山口神社が本社であるとされており、即ち式内の大社として格式の高い神社であります。
本殿は、春日造桧皮葺(八尺に七尺)であり、拝殿は、瓦葺(五間に二間)であり、本殿に安置されている大日霊貴命(おおひるめのむちのみこと)坐像、御霊大神(ごりょうおおかみ)坐像は国の重要文化財に指定されています。 』ということです。
次に鴨山口神社から県道30号線(御所香芝線)を渡り、旧道の坂道を、葛城山に向かって少し歩くと、集落のはずれに巨石がどっかりと腰をおろしています。向こう側(西側)に回ると六地蔵が彫られているのですが彫りが浅いので写真ではクリアに見えません。六体の地蔵は向かって右から天上道(日光菩薩)人間道(除蓋障菩薩)修羅道(持地菩薩)畜生道(宝印菩薩)餓鬼道(宝珠菩薩)地獄道(壇蛇菩薩)を意味しているそうです。
(右上の地図は御所市観光協会作成のコースマップの一部です。)
柳田橋から葛城山方向
ハイキングコースは左岸側を進む
途中の畑 木がいっぱい立てられているけれど何を植えているのだろう? |
鴨山口神社 参道 |
鴨山口神社 境内 |
地蔵 | 地蔵 アップ | 道標 | 道端で見つけた花 |