式内社 大和國葛上郡 葛木坐一言主神社。「いちごんさん」と親しげに呼ばれ、全国各地の一言主大神を祭神とする神社の総本社。
古事記や日本書紀、今昔物語にも登場する一言主大神が祭神でどのような願い事でも一言だけ聞いてくれる神様です。また、雄略天皇と争ったという伝説も残されています。
境内で一際目立つのは御神木として祀られているイチョウの大木です。高さ20m、樹齢1200年で、ナンテンなど7~8種類の木がこの銀杏から生えているので「宿木」とも言われています。乳房を連想させる気根のコブが沢山垂れ下がっているので乳銀杏とも呼ばれ、お参りすると健康な子供を授かり、お母さんのお乳もよくでると信じられています。古くから子供を思う親の心が込められた木として信仰を集めています。
(右の地図は御所市観光協会作成のコースマップの一部です。)
参詣記念スタンプ
大きな社寺には珍しくご朱印はありません
途中の段々畑 「山籠もれる大和」という雰囲気です |
参道、旗に書かれている「一陽来復」とは陰極まって陽が復(かえ)って来ること、即ち運が向いてくる |
境内 | これが銀杏の気根です | 葛城山が美しい |