薬師寺の宗派・法相宗は南都六宗のひとつに数えられる、日本における現存最古の宗派です。
この宗派の教えは、西遊記で有名な三蔵法師(玄奘三蔵)が7世紀初めにインドから持ち帰ったと思うと親しみがわきます。
玄奘三蔵は弟子の慈恩大師に教義を託し、慈恩大師が法相宗を開きました。法相宗では慈恩大師を開祖、その師である玄奘三蔵を鼻祖として仰いでいます。
そして、日本へは遣唐使の僧侶、道昭により伝来しました。
また、薬師寺は、東西の二つの三重塔が並び立つ白鳳伽藍が有名ですが、その中の多くの堂塔は昭和四十三年(1968から始まったお写経勧進によって復興されたものです。
ご朱印 薬師如来 |
ご朱印 瑠璃光如来 |
ご朱印 聖観世音 |
桜の季節です。
秋篠川越しに東西の塔を見ることができます。
2006年4月撮影
東塔は薬師寺で唯一創建当時より現存している建物で、平成21年より解体修理を行っていました。
令和2(2020)年、修理が完了し落慶法要を予定しておりましたが新型コロナウイルス感染拡大防止のために延期となりました。
また、修理中には地上に降ろされた水煙が公開されました。
2019年3月撮影
西塔です。
招き猫土鈴と一緒に写しました。
2016年8月撮影
東院堂前の回廊です。
ここでも招き猫土鈴と一緒に写しました。
2016年8月撮影