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2003年 6月

今月の土鈴 2003年 6月

時の記念日 6月10日
1920(大正9)年に東京天文台と生活改善同盟会が、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と制定。
「日本書紀」の天智天皇10(西暦671)年4月25日(新暦6月10日)の項に、漏刻(水時計のこと)を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。とあることから。

もっとも、日本書紀によれば漏刻は実は斉明天皇6年5月に皇太子(天智天皇, 当時は中大兄皇子)の命により既に設置されていました。しかしその日付が 不明であるため、日付の明確な天智天皇10年の方が採用されています。



日時計土鈴日時計土鈴

近江神宮 日時計土鈴
水落遺跡

飛鳥・水落遺跡
斉明天皇の漏刻の跡です。

 


中大兄皇子といえば中臣鎌足との出会いのエピソードも有名。
飛鳥寺の西にある広場で行われた蹴鞠(けまり)で、 中大兄の靴がぬげ落ち、それを拾って捧げたのが鎌足だった。
今は飛鳥寺の西側の田んぼの中に五輪塔が建っているが、クーデターで斬殺された蘇我入鹿の首塚と言われている。

右の蹴鞠土鈴は談山神社のもの。
蹴鞠土鈴


蹴鞠土鈴


辰鼓櫓
辰鼓櫓(しんころう)。
兵庫県出石町のシンボルです。
出石土鈴
辰鼓櫓(しんころう)土鈴。
ここにも時計が。





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このページは2004年 6月10日に更新されました。
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壁紙は日本の模様壁紙集からいただきました。