10月は奈良公園で行われる秋の風物詩「鹿の角きり」にちなんで鹿の土鈴を紹介します。
鹿の角きりは江戸初期に南都奉行の手により始められたそうですが、今は春日野町の鹿苑で10月土・日・祝日に数回開催されます。
今年(2002年)は10月の5日(土)、6日(日)、13日(日)、14日(日・祝)の12時から15時に行われる予定です。(雨天中止時の予備日は20日(日))
秋半ばになると、雄鹿の角が立派になり、気が荒くなって角の突き合いをはじめてしまう。そんな時期をみはからって行われるのが角きりです。この角、角きりしなくても自然には早春に取れて生え変わるそうです。
三色の乙女鹿土鈴です。 |
小さくてかわいい土鈴です。 大きさを単3電池と比べて下さい。 |
安芸の宮島 鹿猿土鈴 宮島土鈴窯元・越智陶芸製 この情報はMs'Gallery ★趣の土鈴★ の管理人さんに教えていただきました。 |
鹿絵の銅鐸型/壷型土鈴 吉野町 辰巳楓林堂 |
五色鹿の土鈴 他に赤、茶、グレーがあります。 |
稲穂鹿 萬歳堂土鈴 角の部分の稲穂がユニークです。 |
ところで奈良公園に鹿は何頭ぐらいいるのでしょう?奈良では春日大社の灯籠の数と奈良公園の鹿の数を数えられれば長者になれると言われています。灯籠は動かないけれど鹿は動くので難しいでしょう。昨年(2001年)7月現在で1144頭だそうです。天然記念物に指定され大切にしていますが少しずつ減っているようです。数を数えた鹿愛護会が長者になったという話は無く、財政難ということです。
奈良公園 日陰で休む鹿 |
奈良駅設置のスタンプ 「公園に鹿の遊ぶ都の駅」です。 |
角きりの一場面 |
角きり後のすっきりした頭です。 |