今年は奈良・東大寺で大仏(廬舎那仏)開眼1250年の記念行事が行われています。それに便乗して東大寺の土鈴を紹介します。何故「5月の土鈴」に選んだのかといえば5月には盧舎那大仏造顕という国を挙げての事業を推進した聖武天皇を祭る聖武天皇祭が行われるからです。
最初は大仏殿の鴟尾土鈴です。鴟尾(しび)は古代寺院建築の大棟両端に用いられた魚尾型の棟飾りで、火難よけとされました。名古屋城等で有名な鯱(しゃちほこ)は、この鴟尾が発展したものと考えられています。
大仏殿の鴟尾土鈴
大仏殿の鴟尾アップ 実物はこんな感じ |
大仏殿 鴟尾の間隔は参道の幅と同じ |
近くで見ると。 ただし、これは京都・平安京のもの。 平安時代前期(9c)のもので太政官跡出土。 |
国立博物館では東大寺のすべて展 | 観光ポスター モデルもやっぱり東大寺。 戒壇堂の広目天です。 |
東大寺の干支土鈴 写真をクリックすると他の干支鈴にジャンプします。 |
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