関西ではお水取りが終わると春が来ると言われています。
お水取りは東大寺の二月堂において本尊・十一面観音菩薩の前で14日間、毎日6回の法要を行い、天平勝宝4年(西暦752年)より現在まで途絶えること無しに続けられています。全ての人の罪を懺悔し、国家の安泰と人々の法楽を祈る法要です。
糊こぼし | 二月堂全景 |
「のりこぼし(糊こぼし)」とはお水取りに使われる造花の椿を作る時に糊をこぼしてしまったかのような斑点があるのでそのように呼ばれます。元々東大寺開山堂の南側、基壇のすぐきわに植えられた椿(つばき)の木のことをいいます。
他にもこんな椿土鈴 鎌倉の蝉丸さん作、高さ約5センチ |
白亳寺の五色椿土鈴 | こんなのもありました |