酉年の干支土鈴
酉勧進帳
歌舞伎の中でも名作と言われている『勧進帳』の名場面、偽の勧進帳を安宅の関の関守・冨樫の要求通り読み上げた弁慶が、 勧進帳に見立てた巻物を右手に、お数珠を左手に持って構えます。
お不動さんに似た形に決めるので、このポーズは「不動の見得」と呼ばれています。
この見得を切っている弁慶さんをニワトリにすると、 何となく楽しそうで何となく目出度そうなこの土鈴になりました。
2016年10月作品
酉とさか連獅子
歌舞伎舞踊の「連獅子」を踊るニワトリさんの土鈴です。
連獅子は親獅子が訓練のため子獅子を谷へ突き落とすという比喩をテーマにしたもので白頭と赤頭の親子の獅子が激しくかっこよく舞います。
獅子の精が乗り移ったかのようにトサカを振って激しく舞う二羽のニワトリさん達、何となく目出度そうな雰囲気です。
2016年10月作品
遠山の金さんとりもも帳
「この桜吹雪、まさか覚えがねえとは言わせねえぜ!」と悪人の前での決め台詞、ニワトリの金さんは得意げです。
「遠山の金さん捕り物帳、これにて一件落着」かと思えば、そこはニワトリさん、捕り物帳ではなく「とりもも帳」、美味しそうなオチです。
2016年10月作品
小槌干支シリーズ
「打ち出の小槌をテーマにした干支土鈴シリーズを。」というお題をいただいて作ったた13個の土鈴の一つです。 13というのは干支の12個プラスおまけの猫。猫をおまけしたのが海老天たまこのこだわりでした。
2014年6月作品
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