遍照院(へんじょういん)(岡山県倉敷市西阿知町464)        Mapion
 JR山陽本線で広島側から岡山に向って西阿知駅を過ぎると左側にちらっと塔が見えます。「あっ、あれを見に行きたい!」と思って調べるとこのお寺でした。
 遍照院は平安時代の寛和元年(985年)智空上人が花山天皇の勅願を受け、市内にある式内 社・足高神社の神宮寺として開山したと伝わります。 最初の三重塔もこの時に建てられています。寺院の西隣には熊野神社があり、 神仏習合の形体を留めており、境内から三重塔にすぐに行くことができます。
 また、延久元年(1069年)には後三条天皇の祈願所の一つに列せられたと伝えられています。
 室町時代には知海が再建。備中国南東部の有力な寺院として31ヶ寺の末寺を有し、天正年間(1573年 - 1592年)には毛利家より寺領2,000石を与えられました。その後、江戸時代になると、岡山藩主池田家の祈願所として寺領50石を与えらています。

岡山県倉敷市 遍照院 三重塔
様式指定創建再建高さ特徴備考
三間三層塔婆
三重塔
重要文化財寛和元年(985年)
智空上人が開山した時。
応永23年(1416年) 22.25m
外周地盤より
本瓦葺和様に唐様を加味


塔

塔と境内J

平成20年(2008)10月
塔

塔全景

平成20年(2008)10月
塔

塔上層部

平成20年(2008)10月

スタンプ

JR西阿知駅 観光スタンプ
遍照院 三重塔と大山名人
平成20年(2008)10月
熊野神社

熊野神社本殿より塔を眺める

平成20年(2008)10月

付近の景色です。

上町公民館

上町公民館
なぜか公民館の前に鳥居が!?
平成20年(2008)10月
阿知五輪石塔

阿知五輪石塔
市指定・有形民俗文化財
平成20年(2008)10月
土鈴

白壁の町 土鈴

倉敷 美術館・考古館
土鈴



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このページは2008年10月28日に更新されました。