王墓山古墳は善通寺市の有岡古墳群の中央部に位置しています。
大小400基もの古墳が確認されている善通寺市の中でも有岡古墳群は同じ系図による首長の墓と考えられる古墳が集まっていて、国の指定史跡になっています。
有岡古墳群には他に3世紀後半につくられた最古級の前方後円墳といわれている野田院古墳、一方古墳時代最末期の宮が尾古墳と 幅広い年代の古墳があります。
墳形 | 全長 | 後円部径 | 後円部高 | 前方部幅 | 前方部高 | くびれ部幅 | くびれ部高 | 年代 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
前方後円墳 | 46 | 28 | 6 | 28 | 5 | 6世紀半ば |
遠景 北側から見たところ。 |
遠景 善通寺・大野原線の道路側から。 |
側面 手前が前方部 |
羨道 横穴式石室に続きます |
後円部 墳丘に登れます。 |
善通寺五重塔 墳丘に登れば北の方に見えます。 |
善通寺市は弘法大師空海が生れたとされている総本山善通寺がある街で、 空海が出た佐伯氏はこのあたりの豪族だったということです。ひょっとしたら空海さんのご先祖のお墓なのでしょうか?