木津

京都府 相楽郡 山城町/木津町



   
泉橋寺 石地蔵  石地蔵

泉橋寺


日本一の石地蔵


泉橋寺は木津川に架かる泉大橋のすぐ北側にあります。奈良時代の日本初の大僧正行基が五畿内に造営した49の寺のひとつとして伝えられており、 泉河架橋のために建立された泉橋院(発菩提院・隆福尼院)が前身です。泉橋院が創建された天平12(740)年は聖武天皇によって恭仁京遷都が始まった年にあたります。翌年には行基とその弟子達の手により泉橋が架橋されました。恭仁京はわずか4年で廃都となりましたが,泉橋寺はその後も木津川で命を落とした人々の供養をし,救済する寺院としての活動を続けました。
 鎌倉時代に入ると奈良,般若寺の僧,真円上人が願主となり、泉橋寺に地蔵石仏を造立しました。これが今に残る”泉橋寺のお地蔵さん”です。永仁3年(1295年)に石材が切り始められて、その13年後の徳治3年(1308年)に地蔵堂が上棟、供養されました。後に 応仁の乱で大内政弘が木津や上狛を攻め、この地蔵堂は文明3年(1471年)に焼き払われてしまいます。江戸時代に入って元禄3年(1690年)、頭部と両腕が修復され,今に伝わる姿となりました。露座の石仏なので木津川の土手からもよく見えます。
鎌倉時代は今よりも少し大きく,台座や光背を備えた立派なお姿であったようですが,高さが4.58mもあって、今も鎌倉時代の風格をもつ日本一のお地蔵さんとして有名で、雄大な姿をとどめています。

   
泉大橋

泉大橋から遠景

ゴール

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木津側の受付 ゴール
城陽から歩くと約23km、
35千歩、4.5時間

 
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木津駅

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猫 このページは2007年11月24日に更新されました。