弘仁寺は弘仁5年(814年)、嵯峨天皇の勅願で空海を開山とし、空海自刻の虚空像菩薩を本尊として安置したのが起こり。
男の子が十三になると「十三参り」と言って虚空蔵さんや、文殊さんにお参りするしきたりがあったが、この弘仁寺も古くから十三参りで知られ、
二、四、六月の十三日には参拝客で賑わいます。
また、弘仁寺には2つの算額奉納されており、いずれも奈良市指定有形民俗文化財に指定されています。
本尊の虚空蔵菩薩が智恵や知識、記憶といった面での利益をもたらす菩薩として信仰されていた影響でしょうか
昼なお暗き裏参道。 山の辺の道を北上する時は裏参道から表に抜ける。 |
本堂 重層のどっしりとした落ち着きを見せてくれる。 周りの刈り込みも手入れが行き届いており静かに時が流れていく。 |
十三参りの日 | シャガ。奥の院への階段。 | 時計台。 錦の里、正暦寺への分かれ道。 |
御朱印
梵字は虚空蔵菩薩を表す「タラク」です。真言は 「ノウボ・アキャシャ・キャラバヤ・オン・アリキャ・マリボリ・ソワカ」