和邇の里

奈良県 天理市


古代豪族・和邇氏の本拠地和邇の里に入る。

古事記や日本書紀には、和邇坂下(和珥坂下)あるいは和邇坂とよぶ地名があります。日本書紀神武天皇に関する記述には「和邇坂下に巨勢祝(こせのはふり)という者あり」とあります。これは神武天皇が大和を平定した際に逆賊として倒された巨勢祝という土豪が、和邇坂下に所在していたことを示しています。

和邇坂下伝承地の碑


和邇坂下伝承地の解説



天理市の作った解説を引用すると

 この地蔵(←)は、森本寺山遺跡の中にあり、昔は森本町、蔵之庄町、中之庄町、楢町、石川町(大和郡山市)の共同火葬場のお迎え地蔵さんであったという。
 のどかな田園地帯の野辺にやさしく微笑む姿は、大和路の写真集でも紹介されています。
 この少し奥にある六体の地蔵(→)は六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)の迷界から人々を救うために六つのお地蔵さんを立てるのだといわれています。



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このページは2007年 1月 7日に更新されました。
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