2019年4月9日麻生太郎財務相は、2024年度上期をめどに１万円、５千円、千円の新紙幣（日本銀行券）を発行すると発表しました。 政府・日銀は偽造防止の観点からほぼ20年ごとに紙幣を刷新してきたもので、前回の刷新は2004年でした。

土鈴としたデザインは札束の上に各々の人物が抜け出して座っているというイメージにしました。 人物を立体的に表現したことによって親しみが感じられます。

1万円札

新1万円札です。

新紙幣の図柄は日本の経済近代化の功労者である実業家の渋沢栄一、土鈴には描かれていませんが裏面は東京駅丸の内駅舎です。

高さ：約87mm 横幅：約73mm　※

2019年7月作品

5千円札

新5千円札です。

新紙幣の図柄は近代女子高等教育に尽力した津田塾大学創設者の津田梅子、土鈴には描かれていませんが裏面は藤の花です。

高さ：約78mm 横幅：約69mm　※

2019年7月作品

千円札

新千円札です。

新紙幣の図柄は日本細菌学の父とされる北里柴三郎、土鈴には描かれていませんが裏面は葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」です。

　

高さ：約80mm 横幅：約62mm　※

2019年7月作品

しかし、5年後にこれらの紙幣はどれくらい流通するのでしょうか？ 世の中は電子マネー中心の世界になっているかもしれません。そこで、電子マネーの土鈴も作ってみました。

電子マネー

頭には輪っかを付け、背中には羽の生えたネズミ。これって「天使（てんし）」？。

否、顔の横に[゛]が付いているので「電子（でんし）」です。手に持ったスマートホンがお財布代わりです。

　ネズミは大黒様のお使いで財運を高めるシンボルでもあります。きっと電子マネーの時代に幸せを招いてくれるでしょう。

高さ：約59mm 横幅：約47mm　※

2019年7月作品

※　手作りの為に大きさにはバラつきがあります。寸法の数値は目安として理解ください。
実際の新紙幣の横幅も１万円札＞５千円札＞千円札と大きさに差がありますが この土鈴でも横幅は１万円札＞５千円札＞千円札としています。