たまチャンの部屋HOME ≫ 「土鈴の部屋」のメニュー ≫岡山の土鈴
備中張り子倶楽部の地元岡山県にちなんだ土鈴たちです。
最初のページは倉敷の土鈴です。
素隠居土鈴
倉敷市 阿智神社
真中は土鈴ではなく張り子です。
下の土鈴とは絵付けが代わってます
素隠居土鈴
張り子製 素隠居面
実物大の面です。
この素隠居の面の由来はいくつか説があります。現在もっとも真実に近いのではと言われているのは、江戸元禄5年(1692年)に戎町の宰領をつとめていた沢屋善兵衛というご隠居が年齢のために神社の階段を登れなくなり、自分の代わりに面を付けた者を代参させた、というものです。
阿智神社の例大祭の際、素隠居の持ったうちわで頭を叩かれるとご利益があるとされ、怖がる子どもを抱きかかえ叩いてもらいに近寄っていく親子連れの姿が風物詩となっています。
からくり土鈴
倉敷市 桃太郎のからくり館
両面土鈴です。表と裏の絵柄が違うのでからくり土鈴と名付けたようです。
片方は桃太郎にちなんだ鬼さん。もう片方は桃太郎のからくり館の館長、住宅正人氏です。この館長さん、「ちくわ笛」奏者として有名で、からくり館でも時々演奏を聞かせてくれます。
また、2008年10月に行われた岡山県知事選にも立候補されました。ニックネーム“ちくわ”を思い浮かべた有権者もいたようで「ちくわ」と書かれた票があったそうです。
県選管によると「候補者の通称としてどれだけ認識されているか、開票管理者(開票所の責任者)の判断による」ということで、「『ちくわ』はモノの一般名称で無効。『ちくわ笛の人』『ちくわのおじさん』などであれば、候補者本人を指すと特定できる場合もある」としていたそうです。 結果は現職を相手に健闘したものの落選でした。