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岐阜県郡上市の日本土鈴館に保管されていました名古屋土人形・野田末吉さんの型から土鈴を復元しました。
野田末吉さんについては既に亥・干支土鈴の所で紹介しています。
このページでは2019年になって新たに復元した土鈴をご紹介します。ただし形は元のままですが彩色は全く新しくしています。 また、彩色にあたっては発色を良くするために絵手紙等によく用いられる顔彩を用いています。アクリル絵具とは異なる雰囲気が楽しめます。
羊乗り辨天
羊に乗った弁天さまです。
2019年1月作品
こちらは野田さんオリジナルの絵付けです。昭和後期の作品。
猩々
猩々です。
猩々とは、古典書物に記された架空の動物。 能の演目として有名で、真っ赤な能装束で飾った猩々が、 酒に浮かれながら舞い謡う。姿に関しては毛も含めて全身が赤い人型の幻獣として描かれることが多いが、これは「能楽」の影響とされています。
左上に野田さんの絵付けを示しましたが、復元にあたってはより赤を強調しました。
高さ:約76mm ※
2019年7月作品
鬼の念佛
大津絵の画題の一つとしても有名な鬼の念佛です。
法衣を着た鬼が奉加帳・鉦かね・撞木しゆもくを持って立っているもの。 心にもない殊勝なことをするという意を表しています。
左上のものは野田さんの絵付けですが、大津絵っぽく赤ら顔の鬼さんに仕上げました。
高さ:約80mm ※
2019年7月作品
お化け
笠をかぶったお化けです。
徳利を持ってお酒を買いに行くところです。
左下のものは野田さんオリジナルです。
高さ:約78mm ※
2019年7月作品
招き猫
招き猫です。
黒い猫は小判の柄でお金を招きます。
赤い猫は鈴の柄で土鈴を招きます。土鈴コレクタの必須アイテムです。
高さ:約102mm ※
2019年7月作品
※ 手作りの為に大きさにはバラつきがあります。寸法の数値は目安として理解ください。