広島県福山市には国宝が2つあります。その一つは明王院本堂、もう一つがこの五重塔です。
この塔は純粋の和様でよく整った外観と雄大な手法によって,南北朝時代を代表する建築の一つと言われていおり、全国の国宝指定の19塔の中で5番目の古さです。
内部は非公開ですが一重目中央に壇が設けられ,心柱が二重目から立ち上がる特異な構造で、壇周囲の壁板に真言八祖行状図,四天柱には金剛界三十七尊,なげし天井などには,唐草文・花鳥・飛天などが描かれており、当初の彩色をこれほどよく残した塔は他に類例がないと言われています。
様式 | 指定 | 創建 | 改築 | 高さ | 特徴 | 備考 |
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三間五重塔婆 | 国宝 昭和28年(1953)3月31日指定 | 南北朝時代 貞和4年(1348)建立 | 29.14m | 本瓦葺 |
五重塔 2007年(平成19年)5月 |
五重塔 2007年(平成19年)5月 |
五重塔 2007年(平成19年)5月 |
福山郵便局 風景印 1952年(昭和27年)4月 |
福山郵便局 風景印 平成19年(2007) 2月 6日 |
明王院参拝記念 平成19年(2007) 5月27日 |