「未完成の完成の塔」と呼ばれている三重塔です。その訳は二・三層には、縁も高欄も窓も扉もないからです。
そう言われれば確かに未完成なんでしょうけれど見た目には不自然さは感じられません。
様式 | 指定 | 創建 | 再建 | 高さ | 特徴 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
三間三重塔 | 重要文化財 | 室町時代 永正十一年 1514年 | ― | 19.5m | 柿(こけら)葺 |
塔 上層部 平成20年(2008) 8月 |
塔 全景 平成20年(2008) 8月 |
塔の様式は鎌倉時代末期にはじまった和様と禅宗様との折衷方式です。 |
御朱印 本尊・大日如来 平成20年(2008) 8月12日 |
本堂 間口十間、奥行八間の木造萱葺。 萱葺、関西人の私としては珍しかったです。 平成20年(2008) 8月 |
今年(2008年)のお盆休みの旅行は北信濃に決めました。その中で一番に会いたかったのがこの塔でした。 しかし、結構辺鄙なところのよう、どのように行こうかということで決めた経路はしなの鉄道で上田に出て、上田城を見学、上田交通別所線の塩田町駅からシャトルバス、 帰りは別所温泉経由で上田に戻るというもの。乗り継ぎに不安はあったものの帰路に中禅寺、常楽寺、安楽寺等を拝観しても上田駅で遅い昼御飯をとれる時間には戻ってこれました。 |
上田城址 平成20年(2008) 8月 |
塩田城址 前山寺は塩田城の鬼門を護っていました。 平成20年(2008) 8月 |
塩田城址付近の里景色 平成20年(2008) 8月 |
重要文化財 中禅寺薬師堂 信州最古の木造建築 茅(かや)ぶき屋根がかっこいい 平成20年(2008) 8月 |