The tomb of Emperor Suzaku, the 61st Emeror of Japan.
京都府京都市伏見区醍醐御陵東浦町
醍醐天皇の第十一皇子、第61代朱雀天皇の陵です。直径6メートルの円形のわずかな盛土を中心とし、一辺18メートルの方形の土地に周溝をめぐらしています。
この陵は、元禄11年(1698)に「御廟」と俗称されていた地が考定されました。これを元治元年(1864)の修陵によって拡張・整備されたものが現陵です。
また、近くには父の醍醐天皇陵があります。
ところで、朱雀天皇といえば、父帝醍醐天皇に譲位され、わずか八歳で即位しました。治世中は、摂政・藤原忠平に実権を握られ、富士山噴火や大地震、洪水などの天変地異が頻発。平将門、藤原純友の反乱(承平・天慶の乱)が相次いで起きるなど、地方に土着した貴族の武士化が進み、律令体制が次第に弱体化していく節目でもありました。
陵印 現代 |
陵印 昭和15年11月 |
制札 すぐ住宅が迫っています。 |
参道 |
戦前の写真 |
全体はこんな雰囲気です。 写真で見るより実際は小ぢんまりしています。 |
秋、コスモスが目立っていました。 2002.10.06 |
こちらは東京千代田区にある 平将門の首塚 |
第一皇女 昌子内親王 冷泉天皇皇后 岩倉陵 陵印 昭和17年5月 京都市左京区岩倉上蔵町 |