箸墓古墳は3世紀中~後期の築造であると考えられ、邪馬台国の女王・卑弥呼の墓との説で特に有名です。
卑弥呼は西暦248年没とされているので年代的にもピッタリです。また、山の辺の道沿いに御陵のある崇神天皇(258年崩)の墓という説(元同志社大学の森先生)も出ています。
いわゆる「前方後円墳」と言われる古墳の中では最古式の一つであると考えられています。墳長278mで、大きさでは全国で10番目、奈良県下では3番目の規模の大きな古墳です。
また、この古墳は宮内庁管理の「大市墓」として陵墓伝説地に比定されているため、今は一般の人は立ち入り出来なくなっています。

箸墓遠景

箸墓遠景

珠城山古墳群の上から西南方向を望む。その向こうに大和三山の耳成山、さらに向こうに畝傍山。

箸墓土鈴

箸墓土鈴

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