川口土鈴 如意鈴堂は土鈴を作り始めてまだ二年。縄文以来の伝統をひいた鈴を目指し、「現代的な土偶」のイメージを求めて作られています。鈕を付けないのは宝珠をイメージしたからで、鈕鈴もたまには作られます。
鈴口は一番の決め所で、一文字にせよ面子にせよいつもいつも頭の痛いところ。
大きな鈴は鈴子も大きく、切りっ放しは駄目で内側もきれいにする必要があります。
写真で見るとピンポン玉位の大きさかなと思われますが、仏像のお持ちになる宝珠ぐらいの大きさにリアリティーを感じ、どれも概ね10センチ前後の大きさがあります。「鈴を造形すると、今回はこういう形になりました」と言うところのようです。
作者の方より今後の制作の参考に色々な方々の御意見を頂戴したいとのご要請ですので本HPに掲載することにいたしました。ご意見・ご感想がありましたら作者に取り次ぎますので御連絡下さい。
高さ、約10.5cm。重さ、約480g、 写真ではなかなか感じられないですが 手にずっしりする実在感があります。 |
民俗的な作品です。 |
鈴は紐でぶら下げて振るというイメージが強いので、鈴紐のないこの土鈴の
音はたいしたことないかもと思われますが、なかなかしっかりした音で両掌の上でコロコロ
鳴らすと気分が良いものです。