豊臣兄弟
今年のNHK大河ドラマは「豊臣兄弟」、色々な関連番組で盛り上げようとしています。主人公の豊臣秀長は大和大納言と呼ばれ、居城のあった大和郡山市も注目を集めています。
そこで今月のテーマは豊臣秀吉・秀長兄弟に関連する土鈴を集めてみました。

秀長の子供時代の姿を表現した土鈴で、小竹(こちく)は豊臣秀長の幼名です。
赤膚焼窯元・4代目
小川二楽さん作。

上の小竹がもう少し成長して信長に仕官したころ、名前も小一郎と変わりました。
赤膚焼窯元・3代目
小川二楽さん作。

豊臣秀長の家紋は、秀吉が天皇から下賜された家紋「五七桐(ごしちのきり)」ですが、この土鈴のような「五三の桐(ごさんのきり)」も用いたようです。
また、五七桐は、日本国政府の紋章として、内閣総理大臣や内閣府、政府の公的文書、そしてパスポートなどにも使われています。
赤膚焼窯元・3代目
小川二楽さん作

豊臣秀長が郡山城築城の時、近辺には採石場が無かったので石垣用の石調達が間に合わず、寺院の礎石、五輪塔、石地蔵などの転用石がたくさん使われました。
その中でも有名なものが天守台の北側に見られる「逆さ地蔵」です。
確かに大和郡山城で「逆さ地蔵」は有名ですが、それに着目して土鈴にしたという発想はすごいと思います。
桝井宗洋さん作

作者の桝井さんは茶道の先生でもあったので、その関連で作られた土鈴かもしれません。
土鈴の中の家紋は秀吉が信長家臣時代に使い始めた「五三の桐(ごさんのきり)」です。豊臣の姓を賜った頃から五七桐(ごしちのきり)を使い始めたのでこの土鈴の人物は羽柴秀吉としました。
桝井宗洋さん作

秀吉と淀君がと背中合わせの両面土鈴になっています。
淀君の土鈴は他に観たことがないので珍しいかも。
作者不詳
ヘッダーに揚げたのは左側が千成出世瓢箪(相沢伊寛作)、右側が大阪城(海老天たまこ作)、 フッター左側には上記とは少しデザインの違う秀長家紋(3代目・小川二楽作)、右側は同じ二楽さんの兜鈴です。